当社は、かねてより開発を進めて参りましたM&Aに係る業務負担を大幅軽減することを目的としたSaaSサービス「SHERPi」につき、2024年4月17日(水)にテストフェーズへ移行したことをお知らせいたします。
正式リリースは5月中旬を予定しておりますので、お待ちいただけますと幸いです。
なお、正式リリースに先駆けて「SHERPi」のサービスページを開設いたしましたのでお知らせいたします。
「SHERPi」サービスページ:https://sherpi.jp
「SHERPi」とは?
「SHERPi」は、M&Aエグゼキューションに特化するからこそ可能な、痒い所に手が届くエグゼキューション一元管理ソリューションです。M&Aの膨大な実務負担を大幅に短縮しつつ、チームの進捗を一元管理し、アウトプット精度の飛躍的向上を可能とします。
主要機能
- ガントチャート
- M&Aの各種ストラクチャーに応じたスケジュールの自動作成、調整機能
- 作成したスケジュールの出力機能(デイリー/ウィークリーに対応)
- スケジュールの各項目のステータス管理機能(カンバンボードと連携)
- カンバンボード(TODO管理)
- カンバンボードによる直感的なTODO管理機能
- チーム/全社でカンバンボードの共有が可能
- ガントチャートと連携して管理可能
- 各種資料作成
- インフォメーション・メモランダム(IM)、ティーザー、市場分析資料、バリュエーション資料、ターゲットリストの自動作成機能
- また、各案件ごとにストラクチャー分析も可能
- 詳細についてはお問合せください
業務効率向上を全方位から支援
- 直観的に操作可能なUI/UX
- プロジェクトの各ステージでの進捗状況をリアルタイムで確認
- セキュアなドキュメント管理
- チームタスクの見える化
- 各種ドキュメントの作成支援
- クラウドサービスだからどこからでもアクセス可能
「SHERPi」を開発するに至った背景
M&Aは、案件の発掘や提案を行う①オリジネーションと、M&Aにおけるクロージングまでの一連の事務手続き等の実行、管理を行う②エグゼキューションに分かれます。M&Aアドバイザリー業務(FA、仲介)というビジネスにおいてはオリジネーションが収益の源泉となる一方で、オリジネーションにおける実務のクオリティなくしてクロージングまでたどり着くのは困難です。
ただ、オリジネーションにおいて、①そもそもM&Aアドバイザーの実務負担が大きいこと、②高い専門性と経験を必要とするため、若手M&Aアドバイザーは経験豊富なチューターとM&A案件を進める必要があり、M&Aアドバイザリー企業としての教育負担が大きいという問題が生じます。
弊社メンバーは10年以上M&Aアドバイザリー業務(FA、仲介)に携わる中で、上記問題によるアドバイザーの慢性的な長時間労働、及び若手教育がM&Aアドバイザリー会社/部署の採用スピードに追いつけずクオリティの低下を招く状況を肌で感じて参りました。
当然ながら、高い専門性と経験を必要とする当業界において、エグゼキューションの負担が大きいことは致し方ない部分もありつつも、その多くのエグゼキューション実務はシステム化できると思い、M&A×AI/DXというキーワードを掲げ開発をスタートさせました。
そして、「SHERPi」をM&Aに携わる多くの方々にご利用いただくことで、M&Aアドバイザリー業界がホワイトな労働環境となり、かつ、M&Aにおける収益の源泉であるオリジネーション業務にフォーカスできる環境が整うことを目指しております。
多くのユーザーが長らく望んでいたサービスとなるよう更なる開発を進めて参ります。
進捗状況については適宜報告する予定ですので、皆様のフォローを心よりお待ちしております。